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高知から広島へヒッチハイクを試みた僕を乗せてくれたのは…?

11/10/2018 by shu0603 Leave a Comment

高知の生活ですっかりヒッチハイクが移動手段として馴染み、この日は高知市から広島の福山市に向けてヒッチハイクで移動を試みていた。

前日はもはや“ただいまっ!”と言って入っていけるほど馴染んでしまったかつおゲストハウスにおかわり宿泊。

 

 

 

 

日中は誕生日が一緒で、去年ニュープリマスで一緒に誕生日を祝ったゆかりんが高知観光に連れて行ってくれて、カツオの藁焼きを食べた。

 

 

 

 

調理法がまるで肉料理!


カツオの藁焼きは、高温度で塩を振って短時間で表面だけ焼き上げ、厚めにスライスしてニンニクやオニオン、ミョウガ、塩で食べる。

肉を焼くように調理するので、食べてる感じもジューシーでまるで肉を食べているような気分!

桂浜観光の際は、騙されたと思って是非水族館へ!

その後、桂浜にある水族館、見た目で判断しそうになるが、ゆかりんが職場で配られた割引券を持っていて100円で入館出来たので行ってみた。
入ってまず感じたのは「なんか水族館ってよりも、魚屋さん?笑」正直外観の印象から、全くもって期待はしていなかった。(大変失礼)
だが、この印象は良い意味で裏切られた。
まず面白かったのが、それぞれの魚の説明書き。

恐らく魚を心から愛しているであろうスタッフが手書きで全ての水槽に説明を載せている。この説明、なんだかついつい読んでしまうような、魅力的な書き方をしている。

そして、その下や横には必ず、その魚の美味しい調理法まで。笑
ある程度館内を楽しみ終えた後、アシカのショーを見た。

桂浜水族館のアシカのショーは超おすすめ!?


ショー自体も盛り上げ方が上手でとても楽しいショーであったが、俺が感動したのはショーの後のワンシーン。

お客さんがはけた後、飼育員のお兄さんがアシカのたかし君にお疲れのハグとキスをしているのを見たのだ、

 

 

 

 

 

アシカと人間という種族間の壁を全く感じさせないほど、2人の心は繋がっているのが見ていて伝わってきた。

その写真をインスタに載せると、ヨドバシ時代の元同期が「わ!まるのん(飼育員の名前)だ~!!」と。

どうやらまるのんは飼育員として、ツイッターで超人気者で有名人らしい。今の時代、会った事がなくても、芸能人でなくとも、写真だけで名前を認識させる人になれるのか、と感心。

そして、飼育員として仕事の一環かもしれないが、あんな愛情溢れる姿を見せられたら、ブログで紹介せずにはいられない。まるのん、あっぱれ。

何を食べても美味しい奇跡の居酒屋あおき

 

 

 

 

 

この日の夜は、女将のまきさん超オススメの「居酒屋あおき」へスタッフの皆さんと、沖縄でのパイナップルゲストハウスを夢見るツムツムのお疲れさん会として飲みに行って来た。

この居酒屋、何を注文しても最高に美味い!

そして、初めての来店にも関わらず常連客のような気さえするほどの店主の暖かい対応にも感動。
そこに、働いてくれたスタッフへの激励とプレゼントを渡しに女将登場〜!

 

 

 

 

 

やっぱいいな〜、こういうのも。ほんの半年前までは俺も人から雇われていたのに、もう随分前のような気持ちになる。

 

 

 

 

話をお店に戻す。お刺身が勿論オススメだが、予想を超えて感動したのがオムライス。まあ、ここは何を食べても美味しいので、高知へ訪れる際は是非行ってみて欲しい。

ご飯が最高に美味しく、人は最高に優しい。自然はというと、、、ニュージーランドにも引け劣らない綺麗な海もある!

 

 

 

 

 

総じて高知、全てが最高やんけ!!

高知市での宿泊はかつおゲストハウスへ

 

ホテルの場合は基本的に他のゲストと関わったり、スタッフと仲良くなる機会も少ないが、ゲストハウスはゲストとオーナー、スタッフの距離が非常に近い事が多い。
そうなると、ゲストハウスの雰囲気やオーナーの性格で、泊まるゲストや滞在しながら働くスタッフのカラーもある程度統一感が出て来ると俺は思う。

このゲストハウスにはまきさんの人柄が思いっきり出ていて、彼女がそこにいる事自体がゲストハウスの魅力となっている。そこに集まるゲストハウスは愉快な人だらけ!

 

 

 

 

 

やっぱり大好き、かつおゲストハウス!

いざ福山へヒッチハイク!

この日は朝から天気も良く、ヒッチハイクも大成功する予感がしていた。
ツムツムに書いてもらった“福山“の2文字を掲げ、待つ事1時間。

一切手応えなし…。

ちょっといきなり福山は欲張りすぎか?と思い、別の紙に「倉敷」と書き、ヒッチハイク続行。
サインを倉敷に変えて5分程して、一台の車が停まってくれた!

ドライバー「倉敷に行くんすか?」
俺「実は福山に行きたいんですけど、もし倉敷へ行くなら途中まででも乗せてもらえたら嬉しいっす!」
ドライバー「今から家に一回帰ってETCカード取るんで、良かったら乗ってください」

感謝!倉敷まで行けば何とでもなる!

ドライバーの名前はゆうやくん。
彼と少し話をして驚いた。
彼は倉敷へ行く用事がなければ、倉敷に住んでいるわけでもない。
普通に高知に住む高知市民で、たまたま休みで近くのスポーツ店に買い物に来ていただけだったらしい。
しかも、一度俺が”福山“の紙を持っていた時に俺の前を通っていたらしく、2回目見たら倉敷に変わっていて、苦戦していそうだからとわざわざ停まってくれ、乗せてくれたのだ。

運転が好きと言っても、日本は高速料金もガソリンも安くないし、中々出来る事ではない。
彼は学生時代に70件を超えるボランティアに参加した経験者。毎週末、人のために、助けを必要としている人たちのために無償で働いていたのだ。
現在は介護福祉士として働いているが、仕事は大好きだとニコニコして言っていた。

頭が下がる。

自分は助けを求めている人を目の前に、すぐに手を差し伸べる事が出来るだろうか。
5歳下のゆうやくんの優しさにお世話になり、倉敷を目指す。と思ったら、気付いたら倉敷を越えて福山まで向かってくれていた~!!

ヒッチハイクをしていなかったら出会う事は出来なかった、彼という素晴らしい人間。

 

 

 

 

 

ありがとう、ゆうやくん。

俺も目の前のことばかりに集中するのではなく、人を助けられるくらいの余裕を持てるようになりたいと強く感じた。

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Filed Under: 日本・旅, 日本一時帰国 Tagged With: travel photographer, かつおゲストハウス, 一時帰国, 写真展, 台風, 四国旅行, 旅, 日本旅行, 高知

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SHU ITO ( 伊藤 秀海)
宮城県仙台市
1988年6月3日生まれ

日本とニュージーランドで7年間イタリアンシェフとして勤務した後、長年思い描いた夢を実現するため、30歳を目前に写真家に転身。
旅する写真家として国内・国外を旅して巡り、世界の景色と人の文化をテーマに撮影する他、講演活動や観光PRの撮影など、
幅広く活動している。
アメリカのクルーズ船 ”ホーランドアメリカライン”のクルーズ船に
専属フォトグラファーとして乗船。

これまでに40カ国弱の国々へ訪れた。

第二の故郷ニュージーランドで住んでいた町と三島市が姉妹都市であったことをきっかけに静岡へ訪れ、2018年に初めて写真展を開催。

2019. April   初となる写真集 Like No Otherを出版。  
2020. October
 第二弾となる写真集 Just Like Sistersを出版。

隔離されたクルーズの生活

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