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1人じゃどうしようもない時、どうやって乗り越える?

22/07/2018 by shu0603 Leave a Comment

前回の日記を読んでくれた方、ありがとうございます😊
今日も引き続き三島の写真展のことを書いて行きます。

ついにスタートしたニュージーランド写真展 in 三島。

前日に写真の展示をした訳だけど、その展示がこれまた大変だった~。

あ、大変ってのはしんどいって意味ではない。
けれど、だだっ広くて真っ白いスペースを渡されて、はい、じゃあ好きに使ってね~って言われたら、どこから何をしたら良いんだろう?ってなるよね笑

ギャラリーを借りての写真展は人生で今回が初めて。

朝の10時から入って丸一日時間はあるし、ゆっくりやろうと思ってやった結果、準備が終わってギャラリーを出たのは20時。なんと10時間ギッチリ一人で準備。

釘の位置を決める事から始まって、その後は写真の配置、そして1番カッコよく見える位置にライトを設置、、ギャラリー受付の人に助けられながら、なんとかそれを終える。

実は、初めてギャラリーに入った瞬間にある事に気付いた。
展示数20枚って、全然足りなくない笑

せっかく広くて立派なギャラリーも、隙間が空いてたらカッコ付かない。。でも今から大きいサイズの写真を印刷してパネルを作る時間なんて無いし、どうしよう~。

正直頭の中は真っ白。笑(いや、笑ってるけどマジで!)

頭ん中が真っ白になる場面って、人生で結構ある。忙しすぎてどう考えてもやらなきゃいけない事が終わらない時だったり、もしくはアクシデントが起きて、どうしてもやらなきゃいけない事が物理的に出来ない時。

そんな時、ライフコーチの考えではどう行動するか?

予想してなかった事が起きた時ってストレスが掛かるし、頭いっぱい使って、時にはテンパって、とにかく冷静でいられなくなる。
この状態って、自分が思っている以上に身体もすっごく疲れてるんだよ。

だから、そんな時は

やらなきゃいけない事全て忘れて昼寝爆笑

ふざけてるようだけど、超真面目!!

もうヤバイ!1秒たりとも無駄に出来ない!!って状況で動きを止めて休む決断って、中々出来ない。

でも、これって休むのに完璧なタイミングだと俺は思うんだ。

別に丸一日寝て過ごす訳じゃなくて、でも気がすむまでゆっくりして見ると、まず身体にどれだけ負荷が掛かってたかに気付く。

目を閉じて、頭も身体も休めてあげる。そして起きた時、どうしようもなかった状況は同じはずなのに、よし、やるか!って自然とスイッチが入るんだ。

このスイッチが入ると、その途端に行動力も決断力も物凄く高まって、結果どんな状況も乗り切れちゃうんだよね~。

あともう一つ重要な事は

一人で全てをやろうとしない事。

どんな方法でも良いから、誰かに助けを求めて見る。任せられる人に任せて見る。そうするとね、今まで噛み合ってなかった歯車が急に噛み合いだして、物事全てがスムーズに動き始めるんだ。これは体験したら鳥肌!

今回の俺のケースだと、まず、このままだとギャラリーに空きスペースがあり過ぎてカッコ悪い。だから、要は展示を増やせば解決する訳だ。

だから、まず俺はそれを紹介してもらったカメラ屋さんに相談してみた。

そしたらカメラ屋の店主が「小さい写真を沢山印刷して、何か作品を作ったら良いんじゃない?例えばニュージーランドの国の形とか!」と一言。

その一言にピーンと来て、そのアイディア丸ごと戴き!!笑
(実はその考えは他の場所で使うつもりのアイディアとして、自分の頭の中にもあった)

 

でも、ニュージーランドの国の形をぱっと見で分かるようにするにはどうしたら良いだろう、、と悩んでいると、そこに一人お客さんが。

 

ギャラリーは明日からだけど、良かったら見てってください~と伝えて見てもらった。そして、その方に悩みを相談すると、プロジェクターを使ってニュージーランドの国を映し出して、それに沿って貼ったら良いよ~って

しかも、家にプロジェクターがあるから今から持って来てくれるって!?

超ありがたい〜。

こうやって、完成したニュージーランド地図は、イベントのメイン展示となって、来てくれた人達と一緒に写真を撮る場所にもなってくれた。

ラッキーな事に日本とニュージーランドの国の形が似てるし、ニュージーランドを知らない人でも「これってニュージーランドの形なの?」って疑問に思ってくれる。

しかもしかも、なるだけ撮影した場所と地図として貼り付ける写真の位置を同じにしたかったから、ぱっと見どこにどんな景色があるのか見てもらえるのと、小さい写真が沢山あるお陰で、特にニュージーランド好きな人はそこで立ち止まって5分、10分とゆっくり写真を見てくれて、滞在時間も結果的にすごく延びた。

何とか写真展の準備も完了!

順調そうに見えてたけど、結構冷や汗かいた。笑

写真展開催中、来てくれた人の滞在時間を延ばすもう一つの演出として、黒い模造紙に白いペンでメッセージを書いて~ってのもやってみた。

 

俺へのメッセージでも、写真展の感想でもなんでも良い。

これも最終日、メッセージが沢山書いた紙を見て感動したし、良い思い出を残せたし、何より来てくれたお客さんの滞在時間が伸びた事で、一人一人とゆっくり話せた。

*習字の先生のゆーこ、愛知からわざわざ駆け付けてくれて、言葉まで残してくれた。このお陰で模造紙も一気に引き締まったかな。

特に三島の写真展はずっと夢だったからさ、そこで知り合った人とは是非これからも繋がりたいって思ったんだ。

ニュージーランドの、しかもタラナキの事を日本に伝えられる写真家はきっと俺だけだからね。

初日に静香新聞から取材を受けて、その効果が凄くって、来場客は日に日に増えていった。

俺はずっとシェフをやっていたけど、シェフを辞めてから、改めて飲食店って素晴らしいものだと思ったんだ。

特別な空間と美味しい料理で人は幸せになれるんだって。そして、その環境で働いていた自分自信を誇りに思った。

そしたら、シェフとして働いた経験を写真家としても活かしたくなった。

そこで実際何をしたかと言うと、三島に滞在中色んなお店で飲食した。(普通だって?笑)

そして、お店のオーナーやシェフにイベントの宣伝をした。

フライヤーを置いてくれたり、フェイスブックやインスタで紹介してくれたり、色んな形で応援してくれた。元飲食業界で働いてたと言うと、大変な部分や苦労を分かり合えると言うか、すごく距離が縮まったんだよね。

イベントには県外からも沢山の人が来てくれたから、イベントの宣伝を手伝って貰ってる代わりに、お店を俺からオススメしてお客さんになってもらった。

俺が実際に客として行って、サービスも料理も最高だと思って自信を持って紹介するから、皆足を運んでくれたし、そりゃ皆喜んで帰ってくれるべな。

もうここまで来ると、街をひっくるめたお祭りだよね!

イベント中1番お世話になったお店はギャラリーと同じフロアにあるお店で、そのお店とはもうコラボかって言うくらい沢山協力し合えた。

*レスカリエ・ド三島のオーナー、なおきさん。

トークライブは時間が決まってたから、早く来た人や時間が余ってそうな人にはそのカフェをオススメして、休憩場所としても使って貰えた。

ナオキさんは、写真展に行った、又は行く予定のお客さんには手作りお菓子をプレゼントという素晴らしい事をやってくれて、俺からもギャラリーに来た人全員がカフェに寄ってもらえるように呼び掛けして。
そしたら、週末はお客様がランチの時間に一気に入って、トークライブが始まると一気にこちらへ来るという流れが出来上がった。

日曜日のランチに関しては、開業以来1番忙しい日となったらしい!!

自分の今後の活動のための利益に繋がって、俺も誰かの役に立ててwin-winの関係。こんな嬉しくて素晴らしい事ないよね。
イベントをやりながら「人間って良いな~」ってふと思った。
これが俺が三島で体験した、2つ目の奇跡。

次のブログで三島編は最終章

お楽しみに~!

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Filed Under: 日本一時帰国 Tagged With: travel photographer, コラボイベント, コーチング, タラナキ, ニュージーランド, ニュージーランド写真集, ニュープリマス, パネル作成, ライフコーチ, 一時帰国, 三島 ニュージーランド, 三島とニュープリマス, 三島写真展, 写真集, 姉妹都市, 旅, 福島

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SHU ITO ( 伊藤 秀海)
宮城県仙台市
1988年6月3日生まれ

日本とニュージーランドで7年間イタリアンシェフとして勤務した後、長年思い描いた夢を実現するため、30歳を目前に写真家に転身。
旅する写真家として国内・国外を旅して巡り、世界の景色と人の文化をテーマに撮影する他、講演活動や観光PRの撮影など、
幅広く活動している。
アメリカのクルーズ船 ”ホーランドアメリカライン”のクルーズ船に
専属フォトグラファーとして乗船。

これまでに40カ国弱の国々へ訪れた。

第二の故郷ニュージーランドで住んでいた町と三島市が姉妹都市であったことをきっかけに静岡へ訪れ、2018年に初めて写真展を開催。

2019. April   初となる写真集 Like No Otherを出版。  
2020. October
 第二弾となる写真集 Just Like Sistersを出版。

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